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迷走の果て・Tiny Objects

迷走する日々の覚え書きです。自分で分かってることは省略してますので、念のため。

XR2206ファンクション・ジェネレータキット(3)

12V以上で出力が不安定になる件について。

実は十年近く前にXR2206を試したことがあります。
ファンクションジェネレーターIC XR-2206CP
XR-2206の実験 DSB
XR-2206の実験(3)

私の悪い癖ですが、ちょっと試して後は放置したままでした。
押入れから探しだして電源電圧14Vで試しましたが、波形の乱れはありません。
まさかと思って私の実験基板で使っているXR2206をキットのと入れ替えたら問題なし、波形の乱れがありません。
キットのXR2206を私の基板に入れ替えたら波形が乱れます。

どうなってるんでしょうか?ICの違い?

写りが悪いですが写真を載せておきます。
左が私の実験基板で使っているXR2206、右がキットのXR2206。
ロゴマークに違いがあります。
まさか右側はパチモン?


調べてみるとXR2206はとっくの昔に製造中止になってます。

さて、このキットどうしようか?ケースに組み込む気も失せてしまいました。
久しぶりにあれこれ遊べて、ブログネタにもなったので元は取れたかと・・・。
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XR2206ファンクション・ジェネレータキット(2)

部品を一部追加変更しましたので回路図を書き直してみました。(クリックで拡大)
XR2206fg回路

・R1を1KΩから4.7KΩに変更、先の記事でも書きましたが1KΩでは小さすぎます。

・C8を100pから470pに変更しました。
データシート11ページには
Recommended values of C are from 1000pF to 100F.
とあります。あくまで推奨値ですから1000pF以下でも動作しますが、発振周波数が計算式から大きくずれてしまいます。
C8=100pFの時の最高周波数は計算上は1.96MHzですが、実際は1.2MHz程度になります。
正弦波の歪みも大きくなるので470pFとしました。
XR2206正弦波の歪み

データシート7ページから引用



・R6を5.1KΩから3.3KΩに変更、C8を大きくしたので最高周波数が約350KHzとなりました(計算上は約420KHz)
500KHzぐらいまでは出したいので小さくしてみました。

・C9を追加、データシートの回路図にはついているキャパシタですが、このキットでは省かれています。
このキャパシタがないとR2を調整しても出力を絞り切れません。三角波出力で1Vp-pまでにしかなりません。
つけることによって20mVp-pぐらいまで小さくできます。完全に0Vにはできませんが。

一つ問題があります。取説には
Supply more than 12V,the output waveform is unstable.
とあります。なぜ12V以上で出力が不安定になるのかわかりません。

実際にやってみると確かに乱れます。14Vの時の三角波です。
VCC14V.jpg
R7、R8をゼロに回しきるとかなりましにはなりますが、乱れは収まりません。
12V以下なら問題ないようですが、それよりも理由がわかりません。
データシードでは動作電圧は10V~26Vとなっているのですが・・・。

XR2206ファンクション・ジェネレータキット(1)

AliからXR2206ファンクション・ジェネレータキットを購入しました。
寒いのと歳のせいかやる気が出なくて、今年に入って半田付けしてません。
そこで簡単なキットでリハビリ(??)しようと思いつきました。

同じキットがアマゾンでも売ってますが、中には2万円超なんて値のものもあります。誰か買うんでしょうか?

キットには簡単なマニュアルがあります。ボードレイアウト・部品表・組み立て方(英語)と回路図です。

回路図ですが間違いがあります。
XR2206FuncGene回路図
発振周波数は5レンジあるのですが、5×2のピンヘッダを使い、つまみ付きのジャンパーピンで切り替えるという方式です。
普通はロータリースイッチを使うところでしょうが、コストダウンのためでしょうね、私には思いつかない方法です。
ちなみに秋月でつまみ付ジャンパーピン売ってます。

回路図では4×2のピンヘッダになってますが、これが間違いです。

あと間違いではないのですが、R1が1KΩになってますが、小さすぎると思います。
11pinのSYNCOは単なるオープンコレクタで、データシート5ページ目によると2mA流したときの飽和電圧が0.6Vとなっています。
このキットの電圧は9V~12Vですから10mA程度流れることになります。
写真は載せませんが、オシロでの観測でVCC=10Vの時に飽和電圧は1Vほどありました。
データシートの参考回路でもこの抵抗は5KΩ~10KΩになっています。

さらにタイミングキャパシタですが、C4(10μF)以外は全部積セラのようです。積セラは印加電圧によって容量が変化するものがあります。
そういうものを使うとこんな出力になります。
C5(1μF)を選んだときの三角波出力です。
キャパシタを定電流充電しているはずだから直線になるはずですが、歪んでます。
cap1uF.jpg

デジットで積層フィルムキャパシタを買って交換しました。基盤下にあるのは外した1μFです。
XR2206FG改造

これできれいな三角波になりました。
Cap1uF_film.jpg

ちょこちょこっと半田付けしてお終いにするつもりでしたが、突っ込みどころが多くて結構遊べます。

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