迷走の果て・Tiny Objects

迷走する日々の覚え書きです。自分で分かってることは省略してますので、念のため。

ADS1110の変換モードについて

ADS1110の変換モードには単発変換モード(single conversion mode)と連続変換モード(continuous-conversion mode)があります。

単発変換モード
ST/DRDY bitを1にセットすると変換が開始され、終了するとADS1110がST/DRDY bitを0にします。
ST/DRDY bitが0になるまで待つか、変換に必要な時間だけ待ってからデータを読み出します。

連続変換モード
ST / DRDY bitが1の場合、出力レジスタ内のデータは既に読み出されており、新しくありません。
0の場合、出力レジスタ内のデータは新しく、まだ読み出されていません。
ST/DRDY bitが0になるまで待ってからデータを読み出します。

ST/DRDY bitが0になるまで待ってから読み出せばどちらのモードでも問題ないように思えますが、複数の入力をスイッチで切り替えてAD変換する場合、連続変換モードだとスイッチ切り替えのタイミングがAD変換のタイミングと非同期になるので、スイッチ切り替え直後の変換データがおかしなことになる場合があります。ADS1110はサンプル&ホールド回路を持っていません。
こういう場合は単発変換モードにしておきます。
これに気付かず嵌まってしまいました^^;;

int read_ADC(void )
{
    BYTE rxBuf[3];
    //int LoopCount;
   
    set_ADC(CONVERSION_START |G_ADC_setting);
   
    // AD変換に時間がかかる、その間I2Cバスを無駄にスイッチングさせないためのディレイ
    // ASC1110は16bitモードだと15spsだから変換に66mS程度かかる。
    delay_1mS_Times(80);
   
    //LoopCount=0;
    do {
        I2Cm_fReadBytes(ADS1110_ADR,rxBuf,3,I2Cm_CompleteXfer);
        //LoopCount++;
    }while ((rxBuf[2] & 0x80));
    //I2C_LCD_Positon(2,9);
    //I2C_LCD_PrIntWithAlign(LoopCount,6,1);

    return rxBuf[0]*256+rxBuf[1];
}


恥ずかしながらPSoCでの読み出しコードです。I2Cmユーザーモジュールを使ってます。
I2Cm_fReadBytes APIを使って、rxBuf[0]にAD変換値の上位バイト、rxBuf[1]に下位バイト、rxBuf[2]にconfiguration registerの値が入ります。
ST/DRDY bit(configuration registerのbit7)が0になるまでdo-whileループを回します。
set_ADC(CONVERSION_START |G_ADC_setting);によって変換を開始させてから80mSほどディレイを入れてあります。
I2Cバスを無駄にスイッチングさせないためです。I2Cバスは抵抗でプルアップしてあります、私の実験回路では4.7KΩ。バスがHレベルなら電流は流れませんが、Lレベルになると約1mAほど流れます。I2CバスのSCLおよびSDAがどれぐらいの頻度でスイッチングしているかはわかりませんが平均デューティー比がともに50%と仮定するとSCLで約0.5mA、SDAでも約0.5mA、計1mAが変換終了まで流れることなります。
今回の実験では問題になりませんが、電池動作の場合に少しでも消費電流を抑えたいならこういう方法も有効でしょう。
コメントアウトしてあるコードは、ディレイを入れないときdo-whileループが何回回るのか知るために入れてみたものです。大体170回でした。

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